こんにちは、Artsanpoponです

アート隔離に負けない!シリーズ3回目です。

今回は、2020年3月20日に行った「春の雷 / Spring Lightning ー 100Vのドローイング ー」についてです。
IMG_2733

春の雷 / Spring Lightning ー 100Vのドローイング ー」は、「3331 ART FAIR 2020」が開催されていたアーツ千代田3331の2階に拠点を構える、nap gallery主催のパフォーマンスイベントでした。私がこのイベントに行こうと思った理由は、大好きな村っちょこと、村田峰紀さんのパフォーマンスを間近に見たかったからです。

本展は、白井美穂さん、タムラサトルさん、村田峰紀さんの3名によるパフォーマンスを含めた展覧会で、機械仕掛けの作品を主に制作している現代美術作家タムラサトルさんの作品「接点」を起点に、1日限りの「100Vのドローイング」パフォーマンスでした。

約30分ほどのパフォーマンスは、至近距離で繰り広げられる圧巻のものでした。上半身裸の村田さんが登場し、白井さん作のゴム手袋を手にはめて、タムラさん作の装置の棒を握りしめました。その後、鉄の板の前に仁王立ちしたかと思うと、村田さんが棒を鉄の板に振りかざし、力一杯叩きつけました。その動作は繰り返され、その痕跡が鉄の板に写し取られていきました。 
 
IMG_2734

客席の私はというと、椅子に座ってその繰り返される動作を鑑賞し続けました。鉄の棒が板に当たる時の音に驚き、体当たりし続ける村田さんの息遣いが徐々に荒くなっている様子を、目の前で苦しそうにしている人をただただ眺めていて良いのだろうか、と不思議な心持ちになってきました。ただ同時に、鉄の板に鉄の棒を叩きつけるわけですから、その度に火花が散り、棒に接続されたライトが点灯する様子は、美しくもありました。

私はこれまで、村田さんのパフォーマンスを、Art Center Ongoingで拝見したことがありました。その時の様子とはまた違った、力強い姿は、普段物静かな印象の村田さんとは打って変わって、気迫が凄かったです。
IMG_2737

今、なかなかこのようなパフォーマンスを目の前で見ることが難しい状況になってきていますが、あの時の村田さんの息遣いや、固唾を呑んで一挙手一投足に目を奪われた感覚は忘れられないし、映像ではなかなか追随できないものだな、と感じます。

では、では

「 100Vのドローイング 」  *Artsanpopon訪問日:2020年3月20
■日程:3月20日(祝) 14:00 - / 17:00 - ( 各回30分程度 )  
■チケット:1,000円(各回 / 定員20名) ※ 要予約
■出展作家:白井 美穂、タムラサトル、村田 峰紀によるパフォーマンス    
■会場: nap gallery(東京都千代田区外神田6-11-14)