こんにちは、あーとさんぽぽん(Artsanpopon)です
今回は、マイアミの"プライベートコレクション"のお話です。
別の記事でご紹介しましたが(参考記事:)、世界中からアート好きがマイアミに集まる12月のアート・ウィークにあわせて、世界的に有名なコレクターが自身のコレクション="プライベートコレクション"を一般公開していましたので、下記に私が行った4つをご紹介させて頂きますね!
ちなみに実際行ってみると、"プライベートコレクション"の規模が桁違いでした…。美術館やないか!のレベルで必見です(笑)
【プライベートコレクション】
(1)The Craig Robins Collection
アート・ウィークにあわせて期間限定でオフィスを解放している展示で、一番楽しむことができました!理由は他のコレクションより規模的に身近に感じられたからです(笑)こんなオフィスで働けたら素敵だろうな〜、っと思わず想像してしまいました。とは言っても、壁という壁に大小様々のアートが展示されていたので、実際働くとどんな感じになるかは未知数です。オフィスのオーナー、クライグ・ロビン氏はデザイナーで、ICA及びロビン氏のオフィスがあるデザイン地区の開発を担当している方みたいです。
公式サイト:http://www.craigrobins.com
(2)de la Cruz Collection
2016年の世界のコレクターランキング20位のコレクターです。曰く、キューバ出身で、コカコーラの販売権購入でアメリカンドリームをゲットした方のです。夢がありますね。コレクション内容はバラエティに富んでいて、一人のアーティストに偏っている、と言うようは時代を買っていると言う感じの内容でした。ですのでコレクション内容から、コレクターの個性がみえる感じではないのかな、と思いました。にしても、ものすごい数のコレクションでしたよ。
(3)Rubell Family Collection
こちら、2016年の世界のコレクターランキング78位のコレクターです。"Familly"とあるように家族でコレクションしているようで、二階建ての巨大なスペースで展示していましたが、コレクション内容がかなり奇抜というか、グロい系でしたね。ま、今回の展示がそういったタイプの作品をピックアップしているだけかもしれませんが、なぜこれらの作品を買おうと思ったのか私には理解不能でした。ま、とは言うものの、人の好みなんて色々あって当然なのでなんでもありなんですけどね。
公式サイト:https://rfc.museum
(4)The Marguies Collection
こちらは"Rubell Family Collection"から歩いて15分程の場所にありました。私が行った時、コレクター本人がいらっしゃって様々な方と気軽に?話しているのが印象的でした。ただ、かなりラフな格好をしていたので、正直どこにでもいるおじちゃんって感じで面白かったです(笑)コレクション内容はAnselm Kieferの巨大な作品が多数展示されていて、管理かなり大変だろうな‥なんて思いながら拝見しました。
(番外編)Cisneros Fontanals Art Foundation
こちらはコレクターの展示ではないですが、展示内容が良かったのでご紹介させていただきます。NPOとして運営されているスペースのようで、展示内容がすっきりしていてみやすかったです。私が訪問した際は、Sandu Darieというルーマニア生まれの作家の作品が展示されており、特に興味深かったのはVRでキューバに設置されている彼の巨大な作品を鑑賞できたことでした。マイクロソフトがVRのスポンサーになっていて、巨大すぎて持ち運ぶことが不可能な作品をVRで体験できるスペースがありました。アートの鑑賞の醍醐味は実物を見るに限ると思っていた私にとって、興味深かったです。このような展示が今後増えてくるのかもしれませんね。
公式サイト:https://www.cifo.org
以上です。
以下に、世界のコレクターランキングのリンクshareしておきますのでご興味のある方は見てください。日本人も2名(伊勢彦信氏、 前澤友作氏)ランクインしていました。あ、レオナルド・デカプリオもいたのでびっくりしました。ランキングした方々の出身地を年別でみていると、今どこの国が経済力があるのかがみえてこれまた面白いですよね。

では、では