こんにちは、あーとさんぽぽん(Artsanpopon)です  


今回は、前回までのマイアミの記事を受けて、マイアミ滞在の感想を書きたいと思います。


ま、短期間の滞在で感じたことなので偏っているとは思いますが"嘘っぽい街"、というのが端的な感想です。アメリカ好きの私でも、この街には住みたくありません。(キッパリ!笑)理由は、街に歴史がなく、即席で作った建物ばかりで街に面白みを感じなかったからです。ですので、住むと言うよりはバケーションで短期間訪れるのに適した街だと思いました。


また、印象的だったのが道行く人々の人種で、アメリカ人と言うよりはスペイン語だったり、ポルトガル語が多く使われていたのに驚きました。The 移民の街なのでしょうか。またお向かいにあるキューバからの移民なのか、黒人の方とはまた違った方々が多くいたのが面白かったです。


一方で他の記事でも書いた様に、お金持ちの方がリタイア後に移住すると言うこともあり極端に豪華な家々が立ち並ぶエリアもあったのですが、これまた新しい出で立ちの豪邸が街のテーマパーク度を一層増していました。バブリーな街って感じですね。


で、そんな街を歩き回る中で、やはり魅力的な街には歴史が不可欠だと感じました。例えばアメリカでも、ニューヨークやシアトル、サンフランシスコ、シカゴと言った都市には数百年の歴史があり、その分建物に面白みや街に歴史が感じられることが、ひいては街の魅力に大きく関係していると感じました。


例えばシアトルは今、空前のビルの建設ラッシュのため、たくさんの古いビルが壊されては高層ビルが物凄いスピードで建ち続けていいます。そう、シアトルと言えばアマゾンの本社がある街ですね。ただ残念なことに、シアトルっ子に愛されていた素敵なカフェやレストランがお店の立ち退きに伴い姿を消しているのが現実です。このままいくと家賃も右肩上がりになる一方で、住み易さや街の魅力も半減しまうのではないかと感じています。シアトルの変貌をみていると、街に資本が入ることによる良い面と悪い面が垣間見えてきます。なんだか東京も今建設ラッシュですが、また数年後に不動産バブルが世界中で弾けそうで怖いですね。


ま、話は逸れましたが、マイアミ訪問によって改めて街の魅力について考えさせられるとともに、アメリカがいくら足掻いても手に入れることのできない"歴史" を有する日本が、これからどのように"歴史"という資産を次に繋げていくべきなのか、なんて事を考えながら飛行機に乗り込みました(笑)


皆さんは街の魅力ってなんだと思いますか?


では、では