こんにちは、あーとさんぽぽん(Artsanpopon)です

今回の、映画第四弾は‥🎟

【 ビッグ・アイズ 】(原題:Big Eyes)です!
実話に基づくストーリーなのですが、観終わった後「本当にノンフィクションなの?」と思ってしまう内容。なんでやねん連発ですよ‥。ただこういった話、もしかしたら世の中にたくさんあるのかな、っと思ったりしました。

〜あらすじ〜
1960年代のアメリカのポップアート界で人気を博した「ビッグ・アイズ」シリーズの絵にまつわる、嘘のような本当の話。絵の作者であるウォルター・キーンは一躍、時の人となりましたが、驚くべきことに真実はウォルターの妻、内気なマーガレットが描いたものだったからびっくり!マーガレットは自分が本物の作者であることを周囲に隠し、ひたすら新作を描き続ける一方で、富と名声を得るウォルターはセレブ達と遊び続けるというトンデモな夫婦の話‥。

そういう時代(60年代)だったと言えばそれまでですが、10年近く夫の言いなり続け、マーガレットはよく絵を描き続けたなぁと思いました。アーティストにとって絵は自分の分身のような存在のはずなのに、その分身を夫に奪われ続けるとはどういうことなのか。世間に嘘をつき続けること、名乗れないこと、とは。そして最終的に夫と法廷で争い、事実を公にした時の彼女の決心に至るまでの流れ‥。うーん。想像を絶するというか、よくもまぁ、とただただ思うのみでした。

私は彼女の絵を映画を観るまで知りませんでしたが、当時の人気は相当だったようで、今では当たり前の原画をプリントして安く、多く売る手法を最初にしたのがこの「ビッグ・アイズ」シリーズだったようです。ただ、この事実が明るみに出てからは作品の価値が下がってしまったようで、それを悲しく思ったテム・バートン監督(彼女のファン)が映画化した、と。

にしても事の発端である絵の作者をなぜウォルターは偽ったのか。彼はマーガレットの敏腕プロデューサーとして名声を得たのでもよかったのではないか。なぜマーガレットは10年間も沈黙できたのか。それでも絵を描きづつけたのか。洗脳以外の何物でもないよなぁ。うーん。わからない。

マーガレットのインタビュー記事があったので参考に。

〜インタビュー記事および関連記事〜

周りに、そして自分に正直に生きていきたいものですね。

では、では